千と千尋の神隠しは、いくつかの都市伝説があるのですが、劇中で「火垂るの墓」の節子が出てくることを知っていたでしょうか。
火垂るの墓は1988年に上映された、宮崎駿監督の名作であり夏の原爆の時期になるとテレビで放送されたりしますよね。
そんな火垂るの墓のヒロイン役の節子が、千と千尋の神隠しに登場していたというのです。
どこのシーンで節子が登場するのでしょう。そしてなぜそこに、節子が登場したのでしょうか。
- どこのシーンで節子が登場するのか
- 電車に乗っていた黒い人間は、何者なのか
- 千尋が乗っていた電車は、どのような電車なのか
- どうして節子は、そこに居るのか
- 劇場中の「火垂るの墓」で節子の兄・清太が亡くなった場所は!
少し奇妙な都市伝説になりますが、知ると「千と千尋の神隠し」さらに「火垂るの墓」がより面白くなると思いますので、この都市伝説を知った後にもい一度、作品を見ていただきたいと思います。
千と千尋の神隠しの都市伝説「火垂るの墓の節子」はどこで出てくる?
ほんとにいいよね火垂るの墓 pic.twitter.com/g9IpVzdu3G
— りほ (@horikn36) August 2, 2020
千と千尋の神隠しの劇中で、節子はいったいどこのシーンに現れたのでしょうか。
そして千尋が乗っていた電車は、ただの電車ではなかったという説もあるのです。
火垂るの墓の節子が出てくるシーンは「沼原駅」
『千と千尋の神隠し』駅の少女
その1:40:30辺りの水上の駅のシーン。
ここに一人だけジッとこちらを見ている少女が描かれている pic.twitter.com/sdqBLHv7fp
— アニメの都市伝説 (@anime_denset) July 29, 2020
火垂るの墓の節子が登場するシーンは、千尋が銭婆に会うために水上の電車(海原電鉄)に乗っている時のシーンになります。
時間は約1時間40分30秒のところのシーンになります。
ホームで電車の中を覗き、誰かを待っているような少女がいるのがお分かりでしょうか。
その少女こそが火垂るの墓の節子である、という都市伝説があるのです。
水原電鉄に乗る黒い人間は何者?
千尋が銭婆の印鑑を返しに向かう時に乗った、電車のことを覚えているでしょうか。
「その電車に乗っている黒い人間は、いったい何者?」と不思議に思ったことは、ありませんか。
実は黒い人間たちは、亡くなった人間であると言われています。
火垂るの墓の節子も黒くなっていますよね。
節子自身も戦争中に栄養失調で、亡くなってしまいましたからね。黒い人間になっていても、納得できます。
そもそも千尋が乗っている電車は、死者を運んでいる!?
千と千尋の神隠しの中の
銭婆に会うためにのる海原電車人生そのものを表しているらしい。
行きだけで戻ってこれない。
途中何もない駅で沢山の荷物を
抱えて降りていく人は
何かを抱えて人生を降りた人達 pic.twitter.com/J5xnTXMIVU— アニメの都市伝説 (@anime_denset) August 2, 2020
そもそも千尋が乗っている電車(海原電鉄)は、普通の電車ではなく「死者を運ぶ電車」という説があります。
千尋が銭婆に会いに行くために、釜爺から「40年前の使い残しだ」と電車の切符を貰っていたことを覚えているでしょうか。
その時にもう1つ重要なことも言っていたのです。
それは「昔は戻りの電車もあったが、近ごろは行きっぱなし」というセリフです。
察しのついた方もいるのでは、ないでしょうか。
「進行方向しかなく、戻ることができない」ということ、つまりは成仏の方向にしか進まないということなのです。
ちなみに「となりのトトロ」に登場する、巨大な猫バスも死者を天国に運ぶ役割をしているという説があります。
猫バスが通ると木が避けていきますよね。
「もはや存在しない者であるから、木が避けているのではなく透き通っているのだ」という説があるのです。
千と千尋の神隠し都市伝説で火垂るの墓の節子が待っていた理由は?
火垂るの墓 – Hotaru no haka pic.twitter.com/fIZ0Zn4tCG
— (@0eneis) December 5, 2019
どうして駅のホームで、節子はいたのでしょうか。
深堀して解説していきたいと思います。
火垂るの墓の節子は兄の清太を待っていた?
節子はホームで兄である、清太を待っていたのではないかという説があるのです。
火垂るの墓の劇中で、節子は兄・清太に見守られながら、栄養失調で亡くなってしまいます。
先に亡くなってしまった節子は、兄・清太に会いたいがために成仏することなく、待っているのではないかと考えられるわけです。
火垂るの墓の劇中で清太は駅で亡くなった!?
火垂るの墓のクライマックスで、戦後お嬢様は豪邸に戻り明るい未来を夢見る一方、清太さんは駅のホームで衰弱死する。
コロナが落ち着いたとき、似たような事態に陥らないでしょうか?お金のある人達は待ちに待った旅行や豪遊、仕事を失った方々は?
心配ですね。 pic.twitter.com/6MoM60RFcm— ZU (@1012izumino) April 12, 2020
節子の兄・清太は、節子が亡くなった後に戦後孤児に混ざり込み残り短い人生を過ごしていきます。
短い人生と言うのも、清太もまた節子と同様に栄養失調で衰弱し亡くなってしまうのです。
清太が栄養失調で衰弱し亡くなってしまった場所が、「駅」でした。
清太が駅で亡くなってしまったことを考えると、節子が途中下車して(成仏することなく)、駅のホームで清太を待っているという説は、何か関係がありそうですよね。
千と千尋の神隠し都市伝説で火垂るの墓の節子が出てくるシーンまとめ
千と千尋の神隠しのメッセージは千尋の成長物語ではなく、『君が忘れていても僕は覚えているよ』らしい。 pic.twitter.com/awYZHJwjvl
— ジブリ♥fan (@ghibli_fan11) July 29, 2020
千と千尋の神隠しの都市伝説は、他にも色々ありますが今回は「火垂るの墓の節子」についてご説明させていただきました。
千と千尋の神隠しで、「火垂るの墓の節子」が登場するのは千尋が海原電鉄に乗っている途中の駅のホームに登場します。(上映より1時間40分30秒のシーン)
千尋が乗っている電車(海原電鉄)は、死者(黒い人間)を運ぶ(成仏させる)電車という説があります。
そして節子は成仏するはずだったのですが、兄の清太に会うために途中下車して(成仏せず)、駅のホームで兄・清太を待っているのです。
火垂るの墓の劇中で、兄・清太が栄養失調で衰弱し駅で亡くなってしまった事からも、この都市伝説は関係がありそうですよね。
- 節子は千尋が電車(海原電鉄)に乗っているとき、駅のホームに登場する(上映より1時間40分30秒のシーン)
- 電車に乗っている黒い人間は、亡くなった人間である
- 千尋が乗っている電車(海原電鉄)は、死者を運ぶ電車である
- 節子は成仏することなく、兄・清太を待っている
- 清太は「火垂るの墓」の劇中で、栄養失調で駅で亡くなったことから、駅のホームにいるのは節子の可能性が高い
「どこに火垂るの墓の節子がいるのか、わからなかったよ」といった方は、駅のホームにいますのでもう一度「千と千尋の神隠し」を見返し探してみてください。
そして「火垂るの墓」の内容を忘れてしまったという方は、火垂るの墓も見ると良いかもしれませんね。
より「千と千尋の神隠し」「火垂るの墓」を楽しむことが、できると思います。